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伝ラインハルト・カイザー《マルコ受難曲》日本初演

バッハが最も愛した先達の「受難曲」
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伝ラインハルト・カイザー
Reinhard Keiser (1674-1739) MARKUS PASSION
《マルコ受難曲》
J.S.バッハによる1740年代演奏版

指揮 大塚直哉
ソプラノ 鈴木美登里
アルト 青木洋也
テノール(福音史家) 櫻田亮
バス(イエス) 小藤洋平
器楽アンサンブル コヒーカップ・コンソート
コンサートマスター 桐山建志
合唱 東京マルコ受難曲合唱団(合唱指揮 吉田真康)
監修 加藤拓未

バッハが最も愛した先達の「受難曲」――伝ラインハルト・カイザー《マルコ受難曲》
バッハは二十代後半の頃にこの受難曲と出合い、生涯を通じて忘れることがなかった。現在、ドイツやスイスで再評価が進むこの受難曲の日本初演である。

2017年6月11日(日)
15:00開演(14:15-14:45プレトーク)
保谷こもれびホール
全席自由 3500円/当日4000円
ご予約・お問合せ オフィスアルシュ03-3565-6771
イープラス http://eplus.jp/sys/T1U14P002217581P0050001
東京古典楽器センター03-3952-5515
保谷こもれびホールチケトセンター(窓口販売のみ)
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なぜ、バッハはこの受難曲に惹かれたのか
ライプツィヒ市の音楽監督に就任したバッハは1724年から毎年、聖金曜日(復活祭の直前の金曜日)に受難曲を演奏した。そのためにバッハは《ヨハネ受難曲》《マタイ受難曲》《マルコ受難曲》を作曲したが、年によっては自作以外に、他の作曲家の受難曲を演奏することもあった。
なかでもラインハルト・カイザー(1674~1739)の作と伝えられる《マルコ受難曲》には、ことのほか愛着があったようである。バッハがこの受難曲と出合い、はじめて演奏したのは、まだワイマール宮廷にいた二十代後半の1712~13年頃のこと。さらにライプツィヒでも1726年に演奏し、さらに若かりし頃に出合った感動をまるで振り返るかのように、晩年の1743~48年頃に3度目の演奏に取り組んでいる。
今回は、この《マルコ受難曲》を、晩年の1743~48年頃に演奏したバージョンで演奏する。このバージョンは《マルコ受難曲》原曲に、ヘンデルの《ブロッケス受難曲》から7つの独唱曲と、バッハ本人によるコラール2曲を加えた「拡大バージョン」となっている。バッハが同世代のもう一人の天才・ヘンデルの作品から楽曲を借用していることも、非常に興味深い。
カイザーの《マルコ受難曲》を愛しているのはバッハだけでなく、現在のドイツやスイスでも受難週になると、毎年どこかの教会で演奏が行われ、再評価が進んでいる。ただし、日本ではまったく知られておらず、今回が本邦初演となろう。なぜ、バッハはこの受難曲に惹かれたのか――それを演奏会で、ぜひ聴き取ってほしい。 (加藤拓未)

鈴木美登里 ソプラノ
神戸に生まれる。京都市立芸術大学声楽科及び同大学院修了。京都音楽協会賞受賞。ドイツリートを、佐々木成子、中山悌一、鳥井晴子、三井ツヤ子に、イタリアオペラをアンドレア・バランドーニらに師事。1991年、兵庫県芸術文化海外留学助成金を受けオランダに留学。グレゴリオ聖歌からバロック期に至る声楽音楽を、マックス・ファン・エグモント、レベッカ・スチュワートらに師事。デイプロマを取得した後、国内外の多数の古楽グループに参加し演奏活動やレコーディングを行う。2000年に帰国してからは、ソロ活動の他、中世・ルネサンス・初期バロック期の声楽アンサンブルの研究に力を注ぎ、コンサートや講習会など積極的な活動を展開している。マドリガーレ・アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」主宰。

青木洋也 アルト
東京藝術大学大学院修士課程古楽科修了。エリザベト音楽大学大学院宗教音楽学専攻修了。バッハ・コレギウム・ジャパンを始めとする古楽アンサンブルや演奏会ソリストとして国内外の公演・録音に参加する他、アイルランド・ダブリンやドイツ・ライプツィヒ等でアルトソロをつとめるなど活躍の場を広げている。ソロCDとしては2011年「大いなる神秘」(Regulus)、2013年「夜の祈り」(WAON RECORD)、2014年「時が止まる」(Regulus),2016年「Songs」(ALM RECORDS) をリリース。レコード芸術特選盤等、各方面より高い評価を得ている。また合唱指揮の分野でも高い評価を得ている。「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」、「アンサンブル小瑠璃」メンバー。

櫻田 亮 テノール[福音史家]
東京藝術大学大学院修士課程修了。1997年よりイタリアを拠点にヨーロッパ各国で幅広く演奏活動を行い、オッターヴィオ・ダントーネ、クラウディオ・カヴィーナ、ジョルディ・サヴァール、など多くの著名な指揮者とソリストとして共演。国内ではサヴァリッシュ指揮のNHK交響楽団、鈴木雅明指揮のBCJなど、多くのオーケストラと共演。2002年ブルージュ国際古楽コンクール第2位など受賞多数。日本イタリア古楽協会運営委員長としてイタリア・バロック音楽の普及に務めている。東京藝術大学音楽学部准教授。

小藤洋平 バリトン[イエス]
国立音楽大学卒業。東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマコース及びハンブルク音楽院修了。声楽を鈴木惇弘、竹内則雄、クヌート・ショホらに師事。第12回友愛ドイツ歌曲コンクール入選。在独中よりバッハ《クリスマス・オラトリオ》やカンタータ等のソリストを務め、帰国後もバッハ《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》《ロ短調ミサ曲》、ヘンデル《メサイア》、モンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》等、宗教曲のソリストとして活動するほか、歌曲やオペラなど多くの演奏会に参加している。2011年度まで、国立音楽大学音楽研究所(バッハ部門)研究員。

大塚直哉 指揮
東京藝術大学大学院チェンバロ専攻、アムステルダム音楽院チェンバロ科およびオルガン科修了。「アンサンブル コルディエ」「バッハ・コレギウム・ジャパン」などのアンサンブルにおける通奏低音奏者として、またチェンバロ、オルガン、クラヴィコードのソリストとし て活躍するほか、これらの楽器に初めて触れる人のためのワークショップを各地で行っている。チェンバロのソロCD「トッカーレ[触れる]」(ALM RECORDS)のほか録音多数。現在、東京藝術大学音楽学部准教授、国立音楽大学非常勤講師。宮崎県立芸術劇場、彩の国さいたま芸術劇場、台東区旧奏楽堂のオルガン事業アドヴァイザー。NHK・FM 朝の番組「古楽の楽しみ」案内役として出演中。

桐山建志(コンサートマスター)
3歳より才能教育でヴァイオリンを始める。東京藝術大学器楽科を経て同大大学院修了、フランクフルト音楽大学卒業。1998年第12回古楽コンクール「山梨」第1位、第10回栃木「蔵の街」音楽祭賞受賞。1999年ブルージュ国際古楽コンクールソロ部門第1位。2005年古楽コンクール「山梨」の審査員を務める。レコード芸術特選盤「シャコンヌ」(CAIL-728)を皮切りに、多数のCDを主にコジマ録音ALM RECORDSよりリリース。シリーズCD「ヴァイオリン音楽の領域」などでも高い評価を得る。2009年、ベーレンライター社より星野宏美氏との共同校訂による「メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ全集」の楽譜を出版。「松本バッハ祝祭アンサンブル」コンサートマスター、「エルデーディ弦楽四重奏団」ヴィオラ奏者。現在、愛知県立芸術大学准教授、フェリス女学院大学講師。

Caffee Cup Consort 器楽アンサンブル コーヒーカップコンソート
2000年、チェンバロの大塚直哉。ヴァイオリンの桐山建志、大西律子らを中心に古楽器、モダン楽器の両方に関心のある意欲的な奏者たちにより結成される。パーセル「ディドとエネアス」、ヘンデル「メサイア」、バッハ「マタイ受難曲」などバロック期の声楽作品の伴奏アンサンブルとしても高い評価を得て、各地で活躍している。
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保谷こもれびホール
http://www.komorebi-hall.jp/
東京都西東京市中町1-5-1
●西武池袋線「保谷駅」南口徒歩15分
●保谷駅南口バスターミナルより、バスで保谷庁舎下車(所要時間約5分)
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